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全12集
ある日、勤め先の有明製薬の合併を機に、リストラ候補へ一気に転落してしまう青柳誠一。一方、妻と娘には突如、家を出て行かれてしまう。真面目に誠実に生きてきたはずなのに、一体何がいけなかったのか・・・? 会社で起死回生のチャンスとして上司から与えられたミッションは、有明製薬が資金援助しているバレエ団の年末公演『白鳥の湖』の興行を成功させることだった-。不可能に近い挑戦を成功させるべく青柳は、妻の残した『バレエ日記』を唯一の手がかりにして未知のバレエの世界に立ち向かっていく。
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腕利きの外科医・白川泰生(椎名桔平)のもとに、21歳の古林章太郎(葉山奨之)が診察にやって来る。章太郎は肛門がんと診断され手術の後退院するが、数カ月後に転移が判明。がんが進行し悪化するにつれ耐え難い痛みに苦しみ、回復の見込みはなくなっていった。その状況に付き添っていた伯母の晶子(坂井真紀)も精神的に追い込まれ白川に安楽死の処置を懇願。白川はそれを拒否し、章太郎に寄り添い懸命に治療を行なうも、手の施しようがなくなる。そしてついに、苦悩の末、安楽死の処置を行なう。しかし章太郎の死を知った母親でジャーナリストの康代(鈴木砂羽)により白川は告発されてしまう。 白川の行為は殺人か過失致死かと連日取り沙汰される中、すでに議論されていた安楽死法案の成立が現実味を帯びる。その背後で日本の医療改革を企てる団体、さらに反対派の医師やマスコミを使って安楽死法案の阻止を図る康代。白川はやがて激流にのみ込まれていく。
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